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陣馬山麓アトリエ展 vol.21
2019.10.18-24
竹沢むつみさんのあたらしい取り組
「 山の草 - yamanokusa - 」 / 糸.
 
 

まだ肌寒い4月の上旬。
「栗のイガで染めました。」
そんな連絡があり、数日も経たないうちに、
煙で燻された毛糸が届きました。
毛糸は、薪ストーブの上に吊るして乾かしたらしいのです。
(その風景を想像しただけでも楽しい。)
上々の染め上がりをすぐに伝えたい。
毛糸の香りは、そんな気持ちを移していました。
この気持ち、いえ、毛糸でどんなターバンにしよう。
まずは、竹沢さんが気にってくれたかのこ編みのターバンをひとつ編みました。
 
その後も、くず、よもぎ、びわ
高尾の山歩きで見つけた草木で染めた毛糸が届きました。
くずとよもぎはとても鮮やか。
この色を生かしたい...。
 
そんなとき、古い写真・ガンジーセーターを着た漁師の写真を思い出ました。
今は、ファッションとして日常で着られているガンジーセーターは
かつて漁師の作業着だったらしいのです。
胸のところまで模様が施されているものが多いく、
漁に出る息子または夫の無事を祈って
代々伝わる編み模様が編まれていたとも言われています。
 
表目と裏目。
棒編みの基本の編み方だけれども、
模様の組み合わせは永遠。
マス目を埋めるように表目と裏目の組み合わせを考えました。
ターバンの模様はぐるりと一周。
同じ模様が出てこないターバン。
穏やかな海の波のような。
微かに浮きあがる模様です。
組み合わせを変えて、ひとつ、またひとつ。
編みました。